共9 御岳山 大口真神式年祭

御朱印

御岳山・武蔵御嶽神社の境内に鎮座する「大口真神社」の式年祭が行われるとの情報を聞きつけ、朗らかな陽気の四月某日に参拝に行ってきました。

「大口真神式年祭」が行われるのは12年に一度。今回を逃したら12年後です。すごく混むとの噂を聞いて、期日早目の平日に決行しました。今年の式年祭は、4月15日(土)~5月21日(日)までだそうです。

JR青梅線 座席シートも森と動物柄で可愛かったです。

人がぞろぞろいたらどうしよう…とびくびくしていましたが、やはり平日だからか、そこそこな感じでした。少しホッとしました。

前回と同じく、ケーブルカーに乗って山の上の方まで上がり、そこから、神社に向かって登っていきます。新緑も美しく、花々も咲いていて、空気も気持ちいい。良い季節に来ました。

道々に咲く花が、目を楽しませてくれます。
途中、神代ケヤキは今年も青々と葉を茂らせ元気でした。
御嶽講の参拝記念碑。いつの時代だろうか。かなり古いと思われる。
最後の方は、ひたすら階段を上る。結構、バテバテになる。
参道の横にはたくさんの記念碑が並んでいる。

ついに武蔵御嶽神社が見えてきました。やった!
狛オオカミと背景には枝垂桜。今年は例年より早いんだそうです。
今年も無事、参拝できました!
山が連なっている。境内の裏側から撮りました。
表側は関東の街並みが見えます。

さて、この度は、式年祭の期間に開かれている「毎日祭」、これに参加するために来たのです!

式年祭の期間、普段は境内最奥に鎮座する「大口真神社」社殿内に祀られているご神像が「本殿」へお遷(うつ)しされ、なんと間近で拝観することが出来るとのこと!そのためには、毎日祭に参列する必要があります。毎日祭とは、本殿の御扉をお開けする「開扉」に伴う祭典で、毎日、7時・11時・13時・15時に執り行われます。

授与所で申し込み、昇殿料をお支払いして、その時を待ちます。まずは上の施設で待機し、なんと地下通路を通り拝殿へと入ることが出来ました。それだけで、感動!

鳴り響く太鼓の音で、毎日祭は始まりました。体に響いてくるドーンドーンという音色。別次元への入り口が開き、その中へといざなわれていくようです。その後も粛々と祭典は執り行われて行き、ついに、拝観の時が!頭を垂れなければならないので、凝視は出来ません。チラ見です。でも、すごく有難いような気持になります。満足感MAXです。美術館で仏像を見るのとはまた違う感覚。

本殿を外から見たところ。ここに、ご神像が遷されている。
少し高くなっており、見上げる感じになります。
大口真神社を裏から撮ったところ(左側)。いつもはこちらにいらしゃいます。なんで前から撮っていないかと言うと、この狛オオカミが怖すぎるからです。うなって睨みをきかせています。
石碑の下にも小さな花が。

毎日祭に満足した後、宝物殿に立ち寄りました。全国のおいぬ様のお札なども展示されていました。有難い且つどれもデザインとしてすごく素敵!

入り口に置かれているおいぬ様。かわいい。境内内では今昔のおいぬ様を発見することが出来ます。

参道には、食事処が並んでいます。平日だからか閉まっている店も多かったですが、その内の一軒でおそばとこんにゃくの味噌田楽を食べました。美味しかったです。
桜。きれいです。
お土産に買ったおいぬ様のトートバック。お気に入りです。

ゴールデンウイークはとても混むそうですが、比較的落ち着いた頃合いにお出かけしてみるのもいいかもしれません。東京近郊の方は小旅行として楽しめそうです。ただし、山ですので服装や前準備はそれなりに。

令和五年「大口真神式年祭」について (musashimitakejinja.jp) 式年祭の詳細はこちら。

BUSHU MITAKE STORE (stores.jp) あらかじめ毎日祭の予約ができるようです。その他、グッズも。

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