カテゴリー: 平成初期
本18 ピーターラビットのたのしい料理
「ピーターラビットのおはなし」が生まれたのは、1900年頃のイギリス。ですので、今の日本の発想とはちょっと違っているのが、新鮮。材料は、簡単に手に入るシンプルなものですが、作り方は、本場ならでは。料理名も、絵本らしくてユ...
第105話 森の子・モリコちゃん
モリコちゃんは、だんなの妹からもらったシマリスで、森の子という意味。20歳(当時)の娘が名付けた。 我が家は、動物好きの家族ではないから、猫や犬も飼ったことがない。大抵、もらったから飼うという感じで、主に面倒を見るのは...
第89話 ルルちゃんの話
商店街に買い物に行った主人と子供から、電話がかかってきました。リスの様なネズミの様な生きものがいると言うのです。その生き物は、駐車場でおばあさんにもらった食パンを両手に持って食べていて、集まっている子どもたちの話では...
第87話 伝書バトを保護しました
伝書バトを保護しました。子供がまだ小さかった頃、図書館の庭で、ムクゲの木の植え込みの足もとに、動いているものを見つけました。猫の赤ちゃんかなと思ったら、それは、ハトでした。足には、金属のリングが付けられていて、ケガはし...
第86話 ムクドリの巣立ち
隣家の2階の窓の雨戸は、開かずの扉になっており、その戸袋には、毎年、ムクドリが巣をかけるのです。 その日は、ムクドリたちの巣立ちの日でした。雨が降っていて、兄弟鳥はすでに巣立ち、最後に残ったひな鳥が、アジサイの植え込...
第68話 川を泳ぐヘビ
家の庭のすぐわきを、川が流れている。その川を、長いヘビが、泳いでいく。ひと夏に何回も。ヘビは、水を好むのだろうか。川もあり、草木もあるから、この辺りには、ヘビが来る。冬眠も、子育てもする。(最後にヘビが泳ぐのを見たのは...
第22話 スキンシップは困る
犬が苦手です。子供のころ、友達が、スピッツを飼っていました。友達の家に遊びに行くと、スピッツは大騒ぎで、遊んでくれという思いが、強く感じられます。走るとついてくるし。とびかかってくるし。私は、自分が心を開いていないものか...
第20話 煙突の中のコウモリ
中学か高校のころ、家の風呂場の改修工事をしたとき、煙突の中に、コウモリが住んでいるのが、見つかった。発泡スチロールに布を敷いて、しばらく、コウモリを飼っていたのだけれど、エサもあまり食べず、衰弱していくばかりなので、私と...