本5 「小さな生きものたちの不思議なくらし」

 私にとって、雑草や虫たちは、よく見かけるが故に、よく観察することも少ない、知らないことだらけの生きものです。暑くなってきて草が伸びたなとか、屋外の物をどけたら虫がたくさんいてびっくりしたなとか、ひとつの場面に遭遇したく...

本3 「猫は、うれしかったことしか覚えていない」

ステイホームになり、毎日、家の中で猫と二人きり。これがもし人だったら、出勤してくれないかな、とちょっと疎ましくも思うかもしれませんが、猫はそうは思わせないから不思議。不思議っていうより自然ですが。 この本は、「猫は、」か...

第71話 土手の鯉

 家のわきを流れる川には、鯉が泳いでいる。ある時、自分の子と近所の子たちに、「母の日だから、いいとこ連れて行ってあげる。」と言われて、土手に連れていかれた。すると、そこには、穴が掘ってあって、鯉がピッタンパッタンしている...

第67話 チビ、それからミルクとチャチャ

猫って便利なもので、お座りすると、手と口が使えるでしょ。(猫の『チャチャ』が)記念の懐中時計を、分解しちゃって。でも、組み立てはしてくれないでしょ。「先生がやったんでしょ」って、「寝ている間にいたずらしたくなってやったん...