第68話 川を泳ぐヘビ
家の庭のすぐわきを、川が流れている。その川を、長いヘビが、泳いでいく。ひと夏に何回も。ヘビは、水を好むのだろうか。川もあり、草木もあるから、この辺りには、ヘビが来る。冬眠も、子育てもする。(最後にヘビが泳ぐのを見たのは...
家の庭のすぐわきを、川が流れている。その川を、長いヘビが、泳いでいく。ひと夏に何回も。ヘビは、水を好むのだろうか。川もあり、草木もあるから、この辺りには、ヘビが来る。冬眠も、子育てもする。(最後にヘビが泳ぐのを見たのは...
夏をむかえた公園の林から、ミャーミャーと鳴き声が聞こえます。子猫が生まれたようです。三匹います。お母さん猫は、子猫たちを、きれいになめて、オッパイをのませます。みんな元気によく飲みます。「さあさ、みんな、もっと安全なと...
60年以上も前のおはなしです。 東京品川でも山の手の住宅地です。道路がまだ舗装されていなかった時代です。東京でもまだ多くの家は汲み取り式のトイレでした。その為、各家の汚物(尿便は)、桶に汲みとられて、その桶は、大きな馬が...
「カメはなつきません。なれるだけです。」って言うけど、こーちゃんとは、以心伝心、気持ちが通じているんじゃないかと思うのよね。 だんなが直接手でエサをあげるようになってから、水面にパラっとエサを落とすだけじゃ、くいつきが悪...
トンカツは、浅草の昔ながらの裏道の、居酒屋の前に、大人しく、小さな声で、ブブブブ…と鼻を鳴らしながら、立っていました。 家族と一緒に、浅草寺をお参りした後、近くの裏道を歩いていたら、ピンクの塊が見えました。なんだあのピン...