本16 「ちいさないきものと日々のこと」

いきものとの暮らしは、 さもない毎日が楽しいし、 いなくなってからもまた、 思い出すことがたくさんあって、 良いものだと思う。 「ちいさないきものと日々のこと」より抜粋 — ページを開いてすぐに記してある言葉...

本15 「いきものたちはわたしのかがみ」 

馬堀海岸駅からバスに乗って海岸沿いを走り、横須賀美術館へ。展覧会場に入る前に、ちょっと寄り道して、建物の横の道を少し登り、山の広場に行くと、まだ若い桜の樹々が満開の花を咲かせていました。そこから続く屋上広場からは、青い海...

本11 「阿呆の鳥飼」・「新方丈記」 

内田百閒のたくさんある随筆集のうちの2冊です。これら書籍は平成になってからのものですが、初出は昭和の初めごろから昭和40年代までのものになります。時代の大きな流れを背景にしながらも、百閒先生の日常が、鋭さとユーモアをもっ...

本10 「動物の絵 」府中市美術館公式図録

「日本の動物の絵は本当に豊かだ。(中略)どこまでも愉快な作品もあれば、小さな命にしみじみと心を寄せる作品もあるし、」(音ゆみ子) 「江戸時代までの動物の絵を生んだものの根幹にあるのは、人々の動物への愛だろう。それは、人と...

本4 「子どもと一緒に見つける生きものさんぽ図鑑」

今度散歩にでかけたら、途中ちょっとの間 立ち止まってみましょう。 屋根の上や木を見上げたり、道ばたに咲く花に顔を近づけたり、しゃがんで地面を観察したり、小川や池の水の中をのぞいたり、耳を澄まして自然の音を聞いたりすれば、...

58 洋書「Over and Under the Pond」

東京・国立にある銀杏書房さんで購入した絵本。本の扉を開くと、小さな手書きのポップが、貼ってあります。 「空を写した池の水面はまるで鏡のように静かだ。けれども、その下では別の世界が繰り広げられている。小魚たちがせわしなく動...